48歳 女性

 

主訴  姿勢によるが 呼吸をするだけで胸の痛み

が有り 朝方に痛みで起きてしまう。

 

症状

 

深く呼吸を吸うと胸と背中に痛みを感じる

腕を上に上げると痛みを感じる。

 

問診より

 

姿勢を正した状態では痛みはなく 上体を前屈後屈させると 痛みがあり 深い呼吸をさせると

深部に痛みを感じる。

内科 心療内科を受診されてから 当院をご紹介で受診された。

内科での必要検査からは異常が認められず

安定剤を処方されただけ。

 

自律神経失調症からくる症状として診ていくことにした。

 

脊柱の左右の知覚感覚が違い 手足左右の知覚感覚、皮膚温も違う。

 

施術内容と目的

 

脊柱両側を温めてから 鍼治療(置鍼)

干渉波医療器にて身体前後面の拘縮筋を弛める

手技によるリンパ節マッサージ

腹部を温めて終了

 

この方の場合は 初診時の施術後 可動痛と呼吸時の痛みは ほぼ改善した。

しかし 発症の原因のストレスが解消しない限り再発がないと言い切れない。

 

再発防止の為 週一回の施術を三週継続し

ご家庭でのストレッチ、テニスボールを利用した療法のご指導させて頂き

一ヶ月の施術にて 今回の症状は完治とした。

 

ブログにて 他諸症状改善症例有り。(開業28年の改善症例より)